大森町眼科クリニック 白内障 眼医者 水晶体 濁り

東京都大田区大森西3-20-8 2F TEL:03-6423-0262

白内障

水晶体が白く濁る病気

白内障は、目の中の水晶体が、加齢などによって白く濁る病気です。
私たちが目で見ている映像は、目の中の水晶体(カメラで言えばレンズに相当)を通過した光が網膜(カメラで言えばフィルムに相当)で像を結んだものです。そのため水晶体が濁り始めると、水晶体で光が散乱するため、物がぼんやりと白く霞んで見えたり、まぶしく感じたりするなどの症状が現れてきます。さらに進行すれば視力は低下し、眼鏡でも矯正しきれなくなって、日常生活に支障が出てきます。

白内障の原因

白内障という病気の本体である水晶体の濁り(たんぱく質の変性)は、様々な原因で発生しますが、原因として一番多いのが加齢です。
その他の原因としては、アトピー性皮膚炎や糖尿病などの疾患、外傷、ステロイドなどの薬剤、日光、喫煙などが挙げられます。

白内障の主な症状

  • 視界が白く霞んで見える
  • 以前に比べて光がまぶしく感じられる
  • どんなに矯正してもメガネが合わない
  • 物がぼやけて二重、三重に見える
  • 視力の低下 など

白内障の検査

水晶体を観察したり(視診)、視力検査で目の見え方に異常が無いかを調べたり、細隙灯顕微鏡(さいげきとうけんびきょう)によって水晶体の濁りを検査したりします。

白内障の治療

白内障の程度が軽い場合は、経過観察をします。白内障に対して点眼薬や飲み薬を処方するケースがありますが、これらの薬は、白内障の進行をある程度遅らせるためのものであり、濁った水晶体を再び元の透明な状態に戻すことはできません。
日常生活に支障が出るほどに白内障が進行してしまったら、手術による治療を行うのが一般的です。

当院の白内障手術の設備について

手術室

手術室は衛生管理に徹底しております。
手術室の天井には無塵・無菌の空気を送るためのHEPAフィルターを設置し、清潔度を保っています。

手術顕微鏡

白内障手術で使用する手術顕微鏡です。
当院では、最も手術用顕微鏡の技術が優れていると言われる、ドイツのカールツァイス社の顕微鏡を使用しています。

白内障手術装置

手術中に眼圧を一定に保つため、眼内に注入する専用の灌流液を自動的にモニタリングするアルコン社のシステムを搭載しています。